2010年2月11日木曜日

Factory unlocked iPhone(AU) + Telstra Pre-Paid SIM

オーストラリアへの出張が決まった際に、一番悩んだのがこれ。オーストラリアは香港、イタリアなどと同じ、数少ないApple自身が正式にSIMをアンロックしたiPhoneを発売している国だということ。普段使っているソフトバンクのiPhoneを海外へ持っていっても使えるには使えるが、海外ローミングが非常に高額なため、事実上使えない。現地で購入したSIMを使おうにも、日本でソフトバンクが販売しているiPhoneはソフトバンクのSIMしか使えないSIMロック版なので、他に海外で気軽に使う術がない。これがSIMアンロック版のiPhoneであれば、どこの携帯キャリアのSIMでも使えるため、現地で購入したプリペイドSIMなどで通話やデータ通信が行えるメリットがある。しかし日本ではSIMアンロックされたiPhoneは販売されていないのが悩みどころ。日本で”SIM アンロック iPhone"等で検索すると、地理的にも近いためか香港へ買いに行くとか、代理購入して日本へ郵送してもらうなどの話題が多い。Apple純正のSIM アンロック iPhoneは、ソフト的にハックしたものではないため、iPhoeOSをアップデートしてもトラブルがないなど、購入後の安心感があるためだ。

ということで、次回オーストラリアへ来る機会は当分ないであろうということ、SIMアンロック版のiPhoneが一つあれば海外へ行ったときに、現地で購入したSIMでiPhoneが使え、メールやマップなどデータ通信をしても料金を気にしなくていいこと、を理由に2台目のiPhoneを購入することにした。

シドニーへ到着後、早速Appleストアへ行き、店員さんにSIMアンロック版であることを確認して16GBのiPhone3GSを購入。アップルストア店内にもその場でiPhoneをアクティベーションをするためのMacコーナーがあったが、プリペイドSIMを購入したいのでパス。店員さんにTelstraのショップが近くにないかと尋ねると、アップルストアの向かい側にあると教えてもらう。その足でTelstraのショップへ行き、プリペイドSIMのスターターキットを欲しい、それからiPhoneでデータ通信をしたいとと伝え、説明してもらう。まず、$30で購入できるプレイペイドSIMのスターターキットを購入し、初期のチャージ料金30$の中から、$10を使って100MBまでの通信ができる”browsepluspack10"というオプションパックを購入することにした。また、回線開通のためのSIMのアクティベーションもその場で(パスポートを見せれば)対応してくれ、買ったばかりのiPhoneを渡すとiPhoneのアクティベーションも一緒にして済ませてくれた。ということでTelstraのショップを出る時には、iPhoneが使える状態になっていた。

ちなみに、iPhoneから#100#へ発信するとTelstraのプリペイドSIMのオプションメニューをSMSで設定することができる。ここで、必要に応じてさらにデータパックの追加などが行えるようだ。カスタマーセンターへ電話して、英語でやり取りしないといけないかと心配したが、これなら簡単。詳しくはこちち

実際、100MB分のデータパックを選択したが、マップやメールをちょこちょこ使うだけではなかなか減らない。PCからiPhoneをデータアクセスのモデム代わりに使うインターネット・ディザリングにも対応しているので、この記事はホテルでiPhoneをUSBでPCにつなぎ、インターネットへデータアクセスするために利用している。日本では現状使えないiPhoneのインターネット・ディザリングだが、SIMロックが当たり前の日本の携帯電話を含め、日本はネット環境は進んでいるのか、遅れているのか、ふと考えてしまう。

日本に帰国後、docomoのSIMで使えるかは帰ってからのお楽しみ。

オーストラリアでの購入には以下のサイトを参考にさせて頂いた。

http://blog.livedoor.jp/siopy/archives/51367028.html

http://macintoshhowto.com/software/how-to-get-your-iphone-working-on-the-telstra-3g-network.html

http://www.ihackintosh.com/2009/07/iphone-3g-3gs-factory-unlocked-confirmed-list/

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